ご相談は「高齢者の水頭症コールセンター」へ

0120-279-465

3分簡単iNPH
チェックシート

病院を探す

  • メール
  • LINE
  • facebook
  • twitter

まずはページをシェア

×

iNPHを相談できる病院を探す

iNPHの診断・治療を行える
お近くの病院を検索できます

病院検索
※株式会社QLifeが運営する病院検索サイトが開きます

患者と家族の体験談

清井 治美さん

清井 治美さん(80)

「80歳の今が一番幸せ
です。」

ご紹介文

2023年1月に大阪回生病院でVPシャント術を受けた清井さん(80歳)は、2018年頃から歩く速度が遅くなり、2022年に転んで頭を打ち、脳のCTを撮ったことがきっかけでiNPHだと診断された。手術後、歩けるようになり、明るく元気になったという清井さんは「80歳の今が、生きてきた中で一番幸せです」と話す。手術をして1年半が経過した清井さんにお話を伺った。

異変を感じたのはいつ頃でしたか?

「6~7年前(2018~2019年)頃です。歩く速度が遅くなり、友達と一緒に歩くと息が上がるようになりました。友達から歩くのが遅いと言われたことはありませんでしたが、後ろを歩いていた人に追い抜かれるので、歩くのが遅くなったなという意識はいつもありました。」
2022年8月ころには、足がふらつくようになり、何かに掴まらなければ歩けなくなったという。
「ソファから立ち上がるとヨロヨロして、しっかり歩くことができないし、よく転ぶようになりました。本を読んでいても、何度も同じところを読むようになったり、字を書くとミミズのような文字になり、ちゃんと書くことができなかった。キレイに書こうという気力がなかったんです。」

病院を受診したきっかけは?

「2022年9月に、つまずいて転んでしまった時に、思い切り頭を壁にぶつけてしまいました。念のため近くの病院の脳神経外科でCTを撮っていただいたところ、先生に『iNPHの可能性があります』と言われました。」
ぶつけていたのが頭でなければ、iNPHに気づかなかったかもしれないと清井さんは話す。
「打ったのが頭でなければ、病院に行こうとも思わなかったですし、ついに老化が来たかと、全く気づかなかったと思います。」
「もともと妻は双極性障害ですので、そのせいだと思い込んでいたと思います。」
そう話す旦那さんは、診断を受けてからiNPHについてインターネットで色々と調べ、最終的にたどり着いたのが大阪回生病院の宮﨑先生だった。

iNPHの診断を受けたときのお気持ちは?

宮﨑先生のところでタップテストを受けた清井さんは、iNPHと診断される。
「タップテストを受けるとすぐに効果を感じて、夫と2泊3日の旅行に行けるほどになりました。偶然テレビで脳神経外科の先進技術を目の当たりにしていたこと、iNPHの手術は比較的、簡単な部類に入ることも知ったので、怖いというよりは手術すれば元気になれるという期待の方が大きかったです。」
変形性膝関節症の手術を受けたことがある清井さんは、迷わずVPシャント術を選び、2023年1月に手術を受けた。

手術をされてからはいかがですか?

「しっかり歩けるようになり、以前よりずっと明るい気分になりました。音楽を楽しみ、ベランダを緑でいっぱいにし、お香を焚いて本を読んだり、趣味の人形制作をしたり、家族と一緒にハイキングに行ったり、孫や友達とショッピングやコンサート、美術館に出かけたり、毎日を丁寧に過ごすようになりました。」
最近は、東北へ1週間、一人旅をされたというから驚きだ。
「手術前は絶対に一人旅なんて心配で止めていたと思うのですが、本当に元気になりましたので。」
そう話す旦那さんは、元気になった清井さんの姿を見て、安心して送り出したそうだ。
「こんなに歩けるようになるなんて想像していなかったです。おしゃれを楽しめるように半年間で10キロ減量もしたんですよ。充実した毎日を送れるようになり、完璧な手術をしてくださった宮﨑先生に感謝しています。私は80歳の今が、生きてきた中で一番幸せです。」
元気になり、気持ちに余裕ができて人に優しくなったという清井さん。“今が一番幸せ”という気持ちは、今後毎日、更新され続けることだろう。

清井 治美さんと大阪回生病院 脳神経外科 宮﨑 晃一先生

大阪回生病院
宮﨑 晃一先生より

清井さんは、ご本人の感覚では歩きにくさを感じていたようですが、TUGは13秒と目立って悪いわけでもなく、脳画像でも脳室の拡大・シルビウス裂の開き具合がごくわずかだったため、iNPHだと判断しづらい状態でした。しかし、初診の時はほとんどお話をされない状態だったのが、タップテスト後に見違えるほどに元気になってお話ができるようになり、TUGも9秒に改善されたため、手術を勧めました。数十年、双極性障害と向き合っていたようですが、恐らくiNPHが加わったことで、やる気が出なくなったり、思考力が衰えてさらに悪化していたところ、手術でiNPHの症状が取り除かれて元気になられたのだと思います。
旦那さんも諦めかけていた時に、手術をして昔のような元気な奥さんに戻ったとおっしゃっていて、大変喜んでいらっしゃいました。一人旅ができるくらいまでに回復されたことを聞いて、私も嬉しいです。

病院を探す

林 明夫さん(83)「まさに地球を感じながら歩けるようになりました。」

M.S.さん(66)手術後、歩けるまでに回復。「本当に感謝しています」

中村 美代さん(83)頭がすっきりして話せるように。娘も変わったと言ってくれます。

Y.M.さん(84)iNPHと診断され、救われた気持ちに。「幸せだと思いました」

岡澤 潤次さん(76)“薬が効かない”頻尿でお悩みの方に「iNPHを知ってほしい」

後藤 美千代さん(69)早めの手術で生活の質が向上。「自分の力で生きていける」

田中 敏之さん(76)見過ごされなかったiNPHの所見。「お話しする時間が楽しい。」

塚本 幸江さん(78)手術を迷われている方に伝えたい。『手術して私は元気です。』

松村 和美さん(86)受診のきっかけは息子の一言。今は元気にごはんを食べられます。

和田 君子さん(83)手術とリハビリのおかげで、今でも一人暮らしを続けています。

増田 征男さん(78)家族全員で実感した、一人で歩ける喜び。「手術して良かった。」

漫画でわかるiNPH 特発性正常圧水頭症(iNPH)を漫画で分かりやすく解説します。

iNPHチェックシート

病院を探す

高齢者の水頭症コールセンター