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治療について

手術技術の向上

近年のiNPHの診断と治療は、診断率・改善度合いともに年々向上しています。特に「圧可変式バルブシャントシステム」の登場で、iNPHの治療は大きく進歩しました。
髄液シャント術は、症状の改善を得るためにある一定量の脳脊髄液を排出させる手術ですが、脳脊髄液が過剰に排出されると合併症を引き起こしたり、逆に排出が足りないと症状の改善が得られません。脳脊髄液の流量を調整する目的で、主に髄液シャント術で使用されている「圧可変式バルブシャントシステム」は、患者さんの症状に応じた必要な設定圧に調整できます。
また、圧可変式バルブシャントシステムを構成する部品のうち、脳脊髄液の排出量を調節する「圧可変式バルブ」があります。圧可変式バルブは、MRI検査などの強い磁気により圧設定が変化する可能性がありますが、MRI検査でも圧設定が変わらない圧可変式バルブも登場しました。さらに、脳脊髄液を排出する細い管である「カテーテル」は細菌が定着・増殖し、感染症の原因にもなりますが、感染の発症リスクを低減する「抗菌剤含侵カテーテル」なども普及しています。
このような技術の進歩により、的確に診断がされた場合には、髄液シャント術の効果は90%に達します。なお、症状の改善度合いやどのような場合に著しい改善が得られるかはまだ明らかになっていません。また、手術に適した時期を過ぎてしまうと、手術を行っても、症状の改善が大きく期待できない場合があることが分かっています。
歩行障害・認知症・尿失禁といったiNPHの症状をなるべく早く見つけ出し、精度の高い診断によって正しい治療を行うことが大切です。

「圧可変式バルブシャントシステム」の主な部品

脳脊髄液の量を調節する
「圧可変式バルブ」

  • MRI対応

  • MRI非対応

脳脊髄液を排出する「カテーテル」

抗菌剤含侵カテーテル

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