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患者と家族の体験談

林 明夫さん

林 明夫さん(83)

「まさに地球を感じながら
歩けるようになりました。」

ご紹介文

2023年10月に大阪回生病院でVPシャント術を受けた林さん(83歳)は、すり足で歩くようになっていたが、手術して退院した当日から、地面を蹴って歩けるようになったと話す。「歩きやすくなりました。こんなに変わるもんかと思いましたね。」手術をして半年が経過した林さんにお話を伺った。

異変を感じたのはいつ頃でしたか?

「もともと歩くのが好きだったのに、だんだん歩けなくなっていったんです。普通の人より速く歩けていたのに、追い抜かれるようになり、おかしいなという感じは受けていました。」
一番ひどいときは、家まであとわずかなところで前に進めなくなり、そのまま道路にしゃがみこんでしまったことがあったそうだ。
「じーっと立っていることができなくなって、前に進めなくなり、そのまましゃがんでしまうんです。でもしゃがんだら、その後立ち上がることができない。歳のせいだと思っていたんですが、どうもそれだけじゃなさそうだと思い始めました。日に日に悪くなっていくのでどうにかならないかなという感じになっていたんです。」

病院を受診したきっかけは?

林さんは血液の病気で入院していた病院の整形外科医に診てもらったことがきっかけだったと話す。
「整形外科の先生に歩行の状態がおかしいと言われて、脳神経外科の先生にきちんと診てもらうことになったんです。その先生からiNPHの典型的な歩き方をしていると言われました。」
歩くのが好きだった林さんは、積極的に治療を進めるため、大阪回生病院の宮崎先生を訪れることになったという。
「iNPHはどんな病気なのか何も知識はなかったんですけど、どうにかしたいと思っていたところだったので、きちんとチェックしてもらおうと思ったんです。」

iNPHの診断を受けたときのお気持ちは?

「子供の水頭症というのはよく聞きますから、新しい病気とは思いませんでしたし、違和感もありませんでした。でも病気になっているという意識も、iNPHの知識もまるっきりなかったので、そうですか・・・と。ただ、手術をしたら良くなるけど、飲み薬では治らないということだけは分かりました。」
iNPHについて知識はなかったものの、脳の手術であるという認識をしていた林さんだが、手術への恐怖心はなかったのか尋ねた。
「先生にお任せの手術ですからね。『先生、失敗せんといてな。』っていうくらいのことですよ(笑)。飲み薬でもあれば良かったんですけど、何もしないと悪くなるだけ、最終的に寝たきりになると言われたんでね。今の歳を考えたら、やっても良いかなと思って手術を受けることにしました。」

手術をされてからはいかがですか?

「歩きやすくなりました。こんなに変わるもんかと思いましたね。」
手術して5カ月が経過したお正月の出来事を嬉しそうに話してくれた。
「家から駅まで歩いて普通の人だったら7~8分くらいかかる距離を、私は5分くらいで歩いていたんです。でも悪くなってからは10分かけてもなかなか歩けないし、歩く元気もありませんでした。でもお正月に娘が家に遊びに来て、帰りに駅まで送ったんですけど、一人で帰ることができました。何分かかったかは覚えてないですけど、不安感もなく、普通の状態で帰れました。」
娘さんが、他のご親族に林さんが一人で帰ったことをメールで伝えたところ、一人で帰らせたことに驚いたそうだ。手術前を知っているご親族にとって、林さんが家に帰れるまで歩けるようになったことは驚くべき改善であったのだろう。
「悪い時はすり足だったんです、完全に。地面を意識しないような歩き方になってました。ところが退院した当日から、まさに地球を感じながら歩けるな、地面を蹴って歩いているなと、それはよく分かりましたね。」
歩くことが大好きな林さんは、これからの人生を元気に歩いて行かれるに違いない。

林 明夫さんと大阪回生病院 脳神経外科 宮﨑 晃一先生

大阪回生病院
宮﨑 晃一先生より

別の病院でiNPHの診断がついていたのですが、いろいろな病気を持たれていたので、リスクが高いということから、恐らく主治医の先生も積極的に治療を勧めていなかったのだと思います。ですが、歩くのがお好きで、困っていらっしゃったので、積極的な治療をしているところを探すということで私のところに訪ねて来られました。手術されてから見違えるように元気になられましたし、奥さんも、「あんなに元気に話すようになって本当に嬉しい。」と喜んでいらっしゃいます。手術前後で比較すると、2倍ほどのスピードで歩けるようになられています。林さんは、もともと素晴らしい脚力をお持ちでいらっしゃるので、欲張りかもしれないですが、まだまだ良くなって欲しいですね。

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M.S.さん(66)手術後、歩けるまでに回復。「本当に感謝しています」

中村 美代さん(83)頭がすっきりして話せるように。娘も変わったと言ってくれます。

Y.M.さん(84)iNPHと診断され、救われた気持ちに。「幸せだと思いました」

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田中 敏之さん(76)見過ごされなかったiNPHの所見。「お話しする時間が楽しい。」

塚本 幸江さん(78)手術を迷われている方に伝えたい。『手術して私は元気です。』

松村 和美さん(86)受診のきっかけは息子の一言。今は元気にごはんを食べられます。

和田 君子さん(83)手術とリハビリのおかげで、今でも一人暮らしを続けています。

増田 征男さん(78)家族全員で実感した、一人で歩ける喜び。「手術して良かった。」

漫画でわかるiNPH 特発性正常圧水頭症(iNPH)を漫画で分かりやすく解説します。

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