iNPHという病気〜治療できる歩行障害・認知症・尿失禁があります〜 診断と検査

iNPH(特発性正常圧水頭症)の診断検査は?

まず、大切なことは、ご本人やご家族から見て歩行障害・認知症・尿失禁の三徴候のうち1つでもそして少しでも現れ、その原因が明らかでない場合は特発性正常圧水頭症(以下iNPH)の可能性を疑ってみることです。特に、比較的短期間で認知症が出現してきたり、歩行障害が進むときは脳神経外科・神経内科を受診することをおすすめします。これらの症状は急速に悪くなったり、ゆっくり進行したりしますが、見逃さずに専門医を受診して早期診断・早期治療をすることが重要です。

このコーナーでは、iNPHの診断と検査方法をご紹介します。

  • 症状の診断・iNPH重症度スコア

    症状の診断は、担当する専門医師によって、患者の歩く様子を注意深く観察したり、同伴のご家族からお話をうかがったりしてiNPHの三徴候、歩行障害・認知症・尿失禁をとらえます。

  • 画像診断

    画像診断は外来にて確認された臨床症状の原因をつきとめる検査です。体の内部を輪切りにしたように映し出すCTスキャンやMRIといった断層画像診断装置で頭の内部で起こっている病態を詳細に把握することができます。

  • 髄液循環障害検査

    iNPHの症状があり、画像診断にて脳室の拡大が認められると、この後は髄液循環障害の有無を検査します。

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