iNPHという病気〜治療できる歩行障害・認知症・尿失禁があります〜 iNPHとは? 3つの主な症状

iNPHの3徴候「歩行障害」「認知症」「尿失禁」

歩行障害、認知症、尿失禁の3つが主症状とされ、三徴候と呼ばれています。声が出にくくなったり表情が乏しくなることもあります。
特発性正常圧水頭症(idiopathic normal pressure hydrocephalus:以下iNPHと略)では歩行障害が重要な症状で、最初に出る症状であることが多く、認知症が現れる他の病気と区別するポイントにもなります。先行する症状として歩行障害が見られ、認知症や尿失禁がともなってくる場合はiNPHの可能性が高まります。放置すると次第に寝たきりになります。 iNPHは、頭の中の脳脊髄液の流れがスムーズにいかなくなって起こります。いくつかの検査でこの髄液循環障害が確認されると特発性正常圧水頭症と診断されます。

1歩行障害

歩行が不安定になります。足が上げづらく、すり足になり、歩幅も小刻みになります。そして足を広げて歩くようになることが特徴です。特にUターンするときによろめきが強く転倒することがあります。障害が強くなると、第一歩が出ずに歩き始められなくなったり、起立の状態を保持できなくなります。三徴候のうち最も改善の得られる症状です。歩行障害が初期症状としてあらわれることが多いとされています。

  • 小刻み歩行(小股でよちよち歩く)
  • 開脚歩行(少し足が開き気味で歩く)
  • すり足歩行(足が上がらない状態)
  • 不安定な歩行(特に転回のとき)
  • 転倒する
  • 第一歩が出ない(歩きだせない)
  • 突進現象(うまく止まることができない)
歩行障害イメージ画像

2認知症

自発性がなく、思考や行動面での緩慢さが目立ちます。日課としていた趣味や散歩などをしなくなるといったことが起こり、物事への興味や集中力をなくしてもの忘れも次第に強くなります。

  • 集中力、意欲・自発性が低下
    • 趣味などをしなくなる
    • 呼びかけに対して反応が悪くなる
    • 一日中ボーっとしている

  • 物忘れが次第に強くなる
認知症イメージ画像

3尿失禁

トイレが非常に近くなったり、我慢できる時間が短くなったりします。歩行障害もあるために間に合わなくて失禁してしまうこともあります。

  • 頻尿(トイレが非常に近くなります)
  • 尿意切迫(我慢できる時間が非常に短くなります)
  • 尿失禁
尿失禁イメージ画像

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