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ドクターズボイス

“転倒”がiNPHの重要なサインです。
転倒する回数が増えてきたら、病院を受診してください。

名倉 崇弘先生愛知医科大学病院
脳神経外科

愛知医科大学病院 脳神経外科 名倉 崇弘 先生

ご紹介文

愛知医科大学病院で機能外科・てんかん・脳深部刺激療法・正常圧水頭症などを専門に診療。『神様みたいな先生です。』と患者さんから絶大な信頼を受けている名倉先生は「治療すれば悪かったものが良くなるという点が、総合的に感じるiNPHの治療の良いところ。」と話す。患者さんに誠実に向き合っている名倉先生にお話をうかがった。

iNPHの治療に携わって何年目でしょうか?

「iNPHの診療をするようになってから13年ほど経ちました。」
iNPH以外で専門にされている分野も多く、幅広い診療を行っている名倉先生。先生がiNPHの診療を行っていることはまだまだ知られていないため、“今は知っていただけるために活動している段階”だと話すが、それでも月に2~3人ほど、新しく来られたiNPHの患者さんを診ているという。
「一度iNPHの患者さんをご紹介いただいた病院の先生から、患者さんを治療したという実績を信用いただいて、そのご縁で当院を紹介いただくことが多いです。」
実際に名倉先生の治療を受けた患者さんも『神様みたいな先生です。』と先生の誠実な姿勢に感謝されていた。

iNPHの治療に携わって、
印象に残っていることは?

10年以上も長い間iNPHの患者さんを診てきた名倉先生に、印象に残っていることをうかがった。
「脳神経外科の分野で、症状を改善できる手術はたくさんあるわけではないんです。そんな中で“症状を改善できる手術”の代表的なものが“iNPH”で、治療すれば悪かったものが良くなるという点が、総合的に感じるiNPHの治療の良いところだと思います。患者さんご自身だと、歩けなかったのに手術で歩けるようになって喜ばれますし、ご家族は反応が良くなった、笑顔が増えた、介護が楽になったなどの認知機能の改善で喜ばれることが多いです。」
幅広く脳神経外科の分野に従事しているからこそ実感されることなのだろう。iNPHの手術で良くなった患者さんと、そのご家族の笑顔が印象に残っているようだ。

iNPHは、手術しないとどうなる?

iNPHは現時点で手術以外の治療法はない。しかしながら、“脳の手術”と聞いて、手術を躊躇われる方々いらっしゃるのもまた事実。手術をしない、という判断をした場合、患者さんにはどのような変化があるのか先生に尋ねた。
「手術しないと、症状が進行します。これはiNPHの治療に携わるなかで実際に感じていることです。そのため、手術を決められない方々には『症状は進行するので、〇〇月までに来てくださいね。』とフォローするように心がけています。症状が進行することと、具体的に次回来ていただきたいタイミングをお伝えしなければ、寝たきり状態になるまで受診されない方もいらっしゃいます。症状が進行してから何とかして欲しいと言われてもなかなか難しく、手遅れになる時もあります。」
手遅れにならないのは、具体的にどのようなタイミングなのだろうか。
「ポイントは“よく転ぶようになった時”でしょうか。転倒の回数が増えてきたら、それ以上症状が進む前に手術をされた方が良いです。」

身近な方が気づくためには
どうすればよいでしょうか?

「やはり“転倒”だと思います。転ぶようになったとか、歩くのが遅くなってきて、一緒に並んで歩けなくなってきたというお声はよく聞きます。“転倒”がiNPHの重要なサインです。もし転倒する回数が増えたら病院を受診してください。」
iNPHは歩行以外に、認知症状や尿失禁も症状として出るが、iNPH自体があまり知られてない上に、加齢にともなう症状に似ているため見逃されやすい病気。見逃さず、iNPHに気づくためには転倒がポイントだという。
「認知症状の場合は、症状が軽い段階では気づきにくいものです。歳を重ねると認知機能が落ちるのは当たり前のことで、忘れっぽくなってきた、ぼーっとするようになった、というのはご自身でもご家族でも気づきにくい症状ですが、それに比べると、運動機能の低下は比較的気づきやすいと思います。」
介護が必要になった主な原因の約12%を骨折・転倒が占め、高齢者の“転倒”は健康寿命を短くする原因にもなっているが、iNPHによる転倒であれば手術で改善ができる。名倉先生が繰り返された通り“転倒”の回数が増えてきたら、iNPHの可能性を疑い、病院を受診いただきたい。

愛知医科大学病院 脳神経外科 名倉 崇弘 先生

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鮫島 直之 先生 国家公務員共済組合連合会 東京共済病院 脳神経外科部長 iNPHの患者さんが治療を受けて症状が改善し、その方らしい暮らしを手に入れることができることを願っています。

大池 涼 先生 名戸ヶ谷病院 脳神経外科 ささやかな日常の幸せを守るために大切なのは日常の些細な変化や違和感を見逃さないこと。そのお手伝いをさせてください。

関西医科大学 脳神経外科学 羽柴 哲夫 先生 手術するかどうかは医師と相談して決めれば良いこと。検査まではリスクもほとんどないので、受診・相談は遠慮せずしてください。

医療法人社団 山本・前田記念会 前田病院 脳神経外科 前田 達浩 先生 “歩けなかったらパーキンソン、記憶がなければアルツハイマー”と決めつけずに、iNPHの可能性を疑って欲しいです。

田中 達也 先生 国際医療福祉大学 成田病院 脳神経外科 歩行障害と認知症が同時に出たら一度は検査を受けて欲しいです。

山田 茂樹 先生 滋賀医科大学 脳神経外科学講座/洛和会音羽病院(非常勤) iNPHの患者さんは、それぞれにドラマがあります。

宮﨑 晃一 先生 大阪回生病院 脳神経外科 iNPHを知っていただくことが第一歩になる。特に2〜3週間で急に悪くなったと感じたら、iNPHを疑って欲しいです。

メディア掲載 iNPHについてメディアで掲載された情報をご紹介します。

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