iNPHという病気〜治療できる歩行障害・認知症・尿失禁があります〜 治療について 悩まずに

悩まずに

近年の特発性正常圧水頭症(以下、iNPH)の診断と治療は、診断率・改善率ともに年々上がっています。特に2004年5月に診療ガイドラインが発行されて以来、改善・回復されている患者様が大変多くなってきました。診療ガイドラインは更に2011年に第2版が発行されました。

的確に診断がなされた場合には、髄液シャント術の効果は90%に達しますが、症状の改善度合いや著しい改善がどうのような場合に得られるかはまだ明らかではありません。しかし、徐々にiNPHの病態が解明されつつあり、先進技術が絶えず開発導入されているために、iNPHは大いに症状改善の見込みがあります。歩行障害・認知症・尿失禁といったiNPHの症状をなるべく早く見つけ出し、精度の高い診断によって正しい治療を行うことが大切です。

最近歩きずらい・呆けが強くなった・おしっこが近い⇒もしかしたら、iNPHかも⇒脳神経外科や神経内科で受診⇒診察・診療⇒手術は1時間程度⇒手術後の入院(10日前後)⇒定期診断で手術後の経過観察⇒認知症は治らないとあきらめていませんか?治療できる認知症・歩行障害・尿失禁があります。

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